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BMW 駆けぬる歓び
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雪山ドライバー必見!プロが教える、冬ドライブを楽しむためのテクニック集。 気になるスタッドレス・タイヤ、ケアアイテム、ドライブテクニックなども徹底紹介!

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冬は、スキーやスノーボードなどウインタースポーツに愛車が大活躍する季節。お気に入りのギアをラゲージに積み込み、ゲレンデから滑り降りる快感を思い浮かべながら目的地へと愛車を走らせる。車内の会話も弾む楽しいひとときだが、やはり道中を快適かつ安全に過ごすためには、愛車の冬支度は欠かせない。

「BMW Owner’s Life Story」第4回。愛車のBMW X-3とともにウインタースポーツを楽しむオーナー伊藤佑紀さんは、ビジネスマンとして多忙な毎日を過ごしつつも、家族や仲間とともにドライブでゲレンデを目指すのが、この時期の最高の楽しみだという。愛車とのウインタースポーツ、伊藤さんはどのように楽しんでいるのだろうか。

ゲレンデへ向けてのドライブは、往復の道中にも楽しみがたくさん!

「愛車のX-3は初めてのマイカーなんです。走りと積載、安全性を加味してたどり着いたのがこの車種でした。『日常の脚』として使いつつ、休日に家族で遠方へ出かけるための『遊びのツール』としても大いに活躍してくれています。みんなでキャンプへ行ったり、家族で趣味にしているスノーボードへ出かけたりするのが特に楽しくて。今シーズン、子どももスノーボードデビューを果たしたことだし、これから遊びへ行く機会はもっと増えそうですね」

スノーボード歴23年という筋金入りのウインタースポーツファンである伊藤さん。家族とともに遠方のゲレンデまで数時間のロングドライブをこなす機会も多いという。

「長距離運転でも疲れにくいので、4〜5時間かけてゲレンデを目指すことも多々あります。車中で子どもが寝ているときに、妻といろいろ話をしたりして。ある意味でドライブのひとときが、夫婦の絆を深める上での大切な時間にもなっていたりしますね(笑)」

そんな彼にとってゲレンデの時間は冬のかけがえのないひとときとなっているが、もうひとつの楽しみがゲレンデからの帰り道なのだとか。訪れたゲレンデ付近のお気に入りの温泉に浸かり、ご当地の味に舌鼓を打つのも伊藤さん流の楽しみなのだそう。

雪山ドライブには積極的。一方でメインテナンスは…

このように、クルマで雪国を訪れる機会の多い伊藤さん。足周りはもちろんスタッドレス・タイヤを装備しているが、それ以外の冬ドライブ対策は?

「冬用のタイヤに履き替えてからは、出発前にタイヤやワイパーはひと通りチェックする程度で、これといって特別なことはしていません。正直、タイヤ選びも価格にばかり目が行ってしまって。もっと愛車についてよく知り、メインテナンスをしっかりしなければという気持ちはあるのですが、具体的な方法が分からなくて……。やはり正規ディーラーのスタッフさんに相談するのが、正解なのかもしれませんね」

伊藤さんのように、冬ドライブに向けた対策をしたいものの、具体的に何からはじめればいいのか分からないという方もきっと多いはず。そこで、BMW車両の技術試験を行うBMW Japan エンジニアリング部門マネージャー・早稲田 寧さんに話をうかがった。早稲田さんのチームでは毎年、日本各地の降雪地を何千キロも実地走行を実施。冬の厳しい気象条件下でのBMW車の性能評価を行っているプロのチームである。

【冬ドライブのポイント①】機能+知識を活用した、ドライブテクニック。

まずは、冬ドライブで心がけるべきポイントやドライブテクニックについてうかがった。

1.DSCモードはオンに。

「現在のBMW全車に搭載されるDSC機能は冬のドライブでもその効果を発揮してくれます。DSCはエンジンを起動すると自動的にオンになるモードで、冬期の場合、雪道でタイヤが空転した際などに走行を補助してくれます。ですから、DSCモードはオンにした状態を維持するのが正解でしょう」

2.冬の路面では「急●●」はNG。

「冬用のタイヤを装備しているとはいえ、雪や路面の凍結では通常の路面のようには停止できません。冬期だけに限らず、すべてのドライバーさんに何より気をつけていただきたいのは、急発進、急ブレーキ、急ハンドルなど、すべての“急”のつく動作は禁物ということ。スリップや車体を不安定な状況に陥らせる原因となります」

3.車間距離への意識をしっかりと。

「冬ドライブでは、いつもよりも十分な車間距離と、スピードを抑えた安全運転を心がけてください。ちなみに車間距離の目安ですが、雪国を訪れた際などは現地ナンバーのクルマがとっている車間距離を目安にするのが正解です。郷に入っては郷に従えというやつですね(笑)」

4.ウインタータイヤでのドライ路面走行。

「また、ウインタータイヤでドライな路面を走る際は、ハンドルのキレや車体の曲がり方など、コーナリングのフィーリングが若干異なるのでご注意を。スピードやハンドル操作は、サマータイヤ走行時よりもゆとりを持たせるのがよいでしょう。そのほか、冬ドライブのための点検やパーツ・グッズのご提案、さらには走り方のアドバイスなど、お気軽に正規ディーラーまでお問い合わせください」

【冬ドライブのポイント②】愛車に本当に合うウインタータイヤを。

続いては、タイヤ選びのポイントについて。

「BMWでは日本での走行ために開発した冬用のスタッドレス・タイヤを『推奨タイヤ』としてご用意しています。公道の凍結指数が高い日本向けに、タイヤメーカーと共同でテストや開発を行い、より国内の路面状況にマッチするよう仕上げたものになります。第一にそれぞれの車種の性能を100%引き出すことを目的に開発しており、BMW独自のテストで厳しい基準をパスしたものを、正規ディーラーにてお客様の車種に合わせてご提案しています。希少なスタッドレスのランフラット・タイヤ(パンク等で空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離の走行が可能なタイヤ)を採用しているのはBMWの安全へのこだわりであり、安全性能や走りの快適性、燃費性能などさまざまなメリットをもたらします」

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【冬ドライブのポイント③】自分でできるセルフメインテナンス、まずはココから!

さらに、冬ドライブの際にしておきたいセルフメインテナンスについても、早稲田さんがアドバイスを。

1.タイヤの溝をチェック

「冬用のタイヤは通常のタイヤと比べてゴムの質が柔らかく、摩耗しやすいもの。特に関東はドライな路面が多いため、タイヤの磨耗が進むと本来の性能が発揮できなくなってしまいます。そのため、ドライブの前には必ずタイヤの溝をチェックしておきましょう。一般的にタイヤにはスリップサインと呼ばれるマークが溝のなかに設けられており、路面に設置する部分が摩耗することで交換を促すように作られています。また、タイヤにも使用期限があり、古いとゴムの中の油分が抜け出て効果が発揮されないことも。ですから、磨り減っていなくても3年で交換することをおすすめします。タイヤの製造年月日のチェックもお忘れなく」

2.タイヤの空気圧をチェック

「運転席側のドアの開口部には適正な空気圧が記されていますので、定期的にチェックをお忘れなく。空気圧が高すぎても低すぎても、タイヤの異常な摩耗につながり、本来の性能を発揮することができません。安全なドライブを心がける上では重要なポイントになります」

3.ワイパーをチェック

「フロントガラスやワイパーが凍結した状態で作動させてしまうと、最悪故障の原因になることも。そのためドライブの前にコンディションを確認しておくことが賢明でしょう。予防策としてはウィンターワイパーへの交換や、撥水性の高い布でブレードをコーティングするといった方法も挙げられます」

4.ディーゼル車は、現地で給油を

「また、ディーゼル車で東北地方や北海道などの特に寒い地域でドライブをする場合は、現地のスタンドで給油した軽油で走るのがベターです。寒冷地仕様の軽油は、低温下でもエンジンのパフォーマンスをキープしてくれます。たとえば、関東の軽油のまま低温の環境に行くと、朝などの低温下でエンジンが始動しなくなる可能性も」

また、訪れる地域の路面状況や積雪量にもよるが、チェーンや雪かき用のスコップ、車体に積もった雪を取り除くスノーブラシなどを用意しておくことも重要だという。

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【冬ドライブのポイント④】安心ドライブをつくる、ウインター・シーズン専用のカー・ケアアイテム

冬ドライブに向けた対策として、早稲田さんはウォッシャー液の点検も重要なポイントだと指摘する。

「意外と忘れがちなのが、ウォッシャー液の補充。フロントガラスに積もった雪を取り除くためなど、冬期は使用頻度が上がり消費します。ですから、替えの製品をトランクに積んでおくと安心です。また、凍結を防ぐためにウォッシャー液そのものの濃度を上げておくことも大切なポイント。BMWの純正『ウインドー・ウォッシャー液』なら、高い洗浄力と曇り止め効果もあり、価格も手頃なのでおすすめです。そのほか、冬ドライブのための点検やパーツ・グッズのご提案、さらには走り方のアドバイスなど、お気軽に正規ディーラーまでお問い合わせください」

冬期の雪や凍結対策として、BMWでは純正の消耗品も多数ラインナップ。左から、「ウィンドー・ウォッシャー液(不凍剤入り)/500ml」は、冬季用に不凍剤を使用することでウインドーの凍結を防止。雪解けの泥や路面用塩を除去し、視界をクリアに確保する。「ウィンドー・デ・アイサー/500ml」は、ウインドーの凍結を除去するためのもの。吹きかけることで、数秒で凍結を取り除く。「ガラス・クリーナー」は、ガラス面の曇りを防ぐためのスプレー。社内外のウインドーやミラーに付着したオイルや油脂、虫による頑固な汚れをこれ一本できれいに除去できる。

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「備えあれば憂いなし」とは、まさに冬ドライブにも当てはまる心構え。最適なタイヤ選びと正しいメインテナンスを取り入れることも、ドライブにさらなる安心感をもたらすことにつながる。冬でも存分に楽しみたいドライブライフ。そのカギはやはり、正しいメインテナンスと走り方にあるようだ。

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