インスピレーションを加速する旅に出よう。 アート&カルチャーを巡る、ドライブ旅のススメ 〜京都を走る+厳選の全国アートスポットガイド〜
愛車の軽快な走りとともに、道中の過ごし方や、ドライブを充実させる新たな愉しみ方まで。BMWのオーナーだからこそ体験することのできる、上質なカーライフを提案する「Pleasure of BMW Life」。
今回のドライブのお目当ては、アート&カルチャーを肌で体験すること。愛車との走りもまた、さまざまな刺激とインスピレーションを与えてくれる大切な時間だが、間近で目にすることで知的好奇心を刺激してくれるアート&カルチャーとの出会いは、日常にあらたな視点や発見ももたらしてくれるもの。そこでナビの目的地に設定したのが、古き良き伝統と新たな感性から生まれる文化・芸術が共存する街、京都。世界屈指の文化都市としても知られ、例年さまざまなアートイベントが開催されるが、お目当ては日本でも数少ない国際的フォト・フェスティバル「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。
i3とともに『KYOTOGRAPHIE』の アートスポットめぐりへ。
2013年以来、毎年春に行われている当イベントは、回を重ねるごとに規模を拡大。2018年は世界各国で活躍する15名のアーティストが参加し、京都市内15ヵ所の会場において「UP」をテーマに掲げた多種多様な作品を発表している。古い街並みのなかにちりばめられたさまざまなアートピースを拾い集めるような楽しさが魅力の「KYOTOGRAPHIE 2018」。今回はBMWの新型EV車「BMW i3」とともに、会場をぐるりとドライブ。日常に新たなインスピレーションをもたらし、感性を“UP”してくれるさまざまな施策や展示と出会うことができそうな予感がする。
京都市卸売市場 場外
K-NARF「TAPE-O-GRAPHS from the HATARAKIMONO PROJECT」2017年 © K-NARF 2017
京都市中央市場関連棟150メートルにわたる壁面には、東京在住のフランス人アーティスト「K-NARF」によるポートレート写真約80枚が展示されており、独特の空気感を醸し出している。
京都文化博物館 別館
ジャン=ポール・グード『So Far So Goude』Presented by BMW With a special CHANEL×GOUDE highlight
(画像右上)ジャン=ポール・グード「加工/アップデートされたグレース」、ペインテッドフォト、ニューヨーク、1978年 © Jean-Paul Goude
(画像右下)ジャン=ポール・グード 「シャネル・ジュエリーへの賛辞ー炎、グードマリオンのレトロスペクティブ」パリ装飾美術館、パリ 2012年
BMWが協賛するこの場所では写真家、グラフィックデザイナー、アートディレクター、映像監督など多岐にわたり活躍するジャン=ポール・グードの写真作品や壮大なインスタレーションの展示に加え、グードにより振り付けられた「シャネルジュエリーへの賛辞」のダンスパフォーマンスも。
誉田屋源兵衛
(画像右)深瀬昌久「遊戯 ーA GAMEー」1983 年 © Masahisa Fukase Archives, courtesy of Michael Hoppen Gallery in London
京都室町で約280年もの間、帯の製造販売を行ってきたという老舗「誉田屋源兵衛」も展示会場に。古き良き街並みをめぐりつつ、アートに触れることができる。
嶋臺ギャラリー
(画像右)フランク ホーヴァット「ルーヴル河岸通りのカップル」、1955年、パリ、フランス© Frank Horvat
約400年も前に糸割符商として創業したというこの施設の建物は、明治16年(1883年)につくられた伝統的な町屋づくりが特徴。国の登録文化財にも指定されている町家空間の中で、写真家・フランク・ホーヴァットによる個展を開催。
両足院(建仁寺内)
(画像右)中川幸夫「聖なる書」1994年 © Nakagawa Yukio
「建仁寺」の境内にある「両足院」では、中川幸夫の作品を展示。彼の独創的かつ前衛的な作品や写真、書とともに、ガラスのオブジェに花をいけるインスタレーションを発表する。歴史ある寺院の中にある現代アート…そのコントラストが愉しい。
KYOTOGRAPHIE 本物を体感できるアート作品たち。
五感を刺激する作品が街中で展開されるKYOTOGRAPHIEの、注目作の一部を紹介。街を巡りながら本物に触れる体験を!
宮崎いず美「riceball mountain」2016年 © 2016 IzumiMiyazaki
(画像左)アルベルト・ガルシア・アリックス「2人の女性」、1988年 © Alberto García-Alix
(画像右)ギデオン・メンデル「フローランス・アブラハム、イェナゴア、バイエルサ州、ナイジェリア」、2012年11月 © Gideon Mendel / Drowning World
BMW×KYOTOGRAPHIE 2018
ジャン=ポール・グード、宮崎いず美の2名による、BMW i3 の2種類のデザイン車輌が各2台、計4台で会期中の土・日・祝日に市内巡回シャトルカーとして運行される。
40年以上にわたり国際的な文化支援事業を続けているBMWグループ。『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』への協賛活動では、自由な創造活動を保証することを約束し自動車メーカーとしての革新を成し遂げるためにも、テクノロージやアート、建築などの芸術活動に積極的な取り組み支援を行なう。会期中は、BMW i8 ROADSTERの特別展示、BMWレンタルサイクルの無料提供を実施。
ドライブ旅に、さらなる歓びを。
知らない街でも、思い出に残る素敵な時間を過ごすためのBMW サービス。
今回のKYOTOGRAPHIE 2018 巡りのようなドライブ旅を満喫するコツは、出発前に万全の準備を整えること。そして、旅に役立つサービスや装備を知っておくことでしょう。BMW では、知らない街や初めての場所を訪れる時にも、安心・快適なドライブをサポートする各種サービスをご用意しています。上手に活用して旅の歓びをさらに広げ、ご家族やご友人とともに、いつまでも思い出に残る素敵な時間をお過ごしください。
BMW ナビゲーション・システム
地図データ・アップデート
初めて訪れる場所でも、スムーズに目的地へたどり着くために。ナビゲーション・システムの地図データ・アップデート・プログラムは、新たに開通した道路、新しくできた施設や名称変更された地名にも対応しており、最適かつ確実なルート検索が可能になります。お出かけの前にBMW 正規ディーラーでアップデートを済ませておくと安心です。
BMW ナビゲーション・システム
地図データ・アップデートの詳細はこちら
BMWドライブレコーダー
安全で快適なカーライフをサポートするドライブレコーダーは、京都のように狭い道の多い街、自転車や人の往来が多い場所で頼りになる装備です。多彩な先進機能を搭載したBMW 純正アクセサリーのドライブレコーダーは、運転中はもちろん駐車時まで、あなたの愛車周りの状況をしっかり監視・記録し続けます。
ドライブするほど発見も!街のなかに点在するアート&カルチャースポットを探しに。
アートやカルチャーは、意外にも街中に点在しているもの。愛車と共に気ままに足を伸ばせば、そこにはいろんな出会いが。今回は、京都の町をドライブ散策。
1998年まで銭湯として営業していた「藤ノ森温泉」をフルリノベーションして生まれたカフェ・ギャラリー『さらさ西陣』。地元の人びとはもとより、多くの観光客からも長きにわたり愛されてきたアンティークな印象はそのままに、現在は銭湯の内観を存分に活かしたコミュニケーションの場として愛されている。
ナガオカケンメイ氏が手がける「ロングライフデザイン」がテーマの『D&DEPARTMENT KYOTO』。京都の活動拠点は本山佛光寺の境内におき、現地の工芸品の見どころを最大限引き出す工夫が随所に施されているため、京都のカルチャーを肌で感じるには最適だ。
伝統と現代文化が融合した生きた伝統の発信を目指す「フォーエバー現代美術館」は、日本伝統文化の殿堂である祇󠄀園甲部歌舞練場内の「八坂倶楽部」という建物を借り、現代美術館を運営している。
京都の小道でも快適な走行。コンパクトなi3でドライブにアクセントを。
アートの祭典に賑わう京都の街巡りで大いに活躍してくれた「BMW i3」。小回りの利く軽快な走りとコンパクトなサイズ、さらには4人でもゆったりとできる居住性を実現。京都だけに限らず、路地の多い街を走るには好相性だ。電気自動車でありながら軽量化に成功し、駆けぬける歓びを体感できる。
アート作品が作り出す、上質な空間を堪能。五感で愉しむ、全国のアートスポット6選。
石川県金沢市/鈴木大拙館
http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/
日本に伝わった「ZEN」の東洋思想を、欧米に広めた人物・鈴木大拙の世界観を体現する美術館。スティーブ・ジョブズや『4分33秒』で有名のジョン・ケージもまた、彼の書物に影響を受けたと言われている。現代語で例えると「無」や「シンプル」にフィットする鈴木大拙の思想を現した、余白のある美術館として、国内外から注目を集めている。
千葉県市原市/市原湖畔美術館
美しい湖畔の建つモダンな美術館。設計は「日本建築学会作品選集新人賞2015」を受賞したカワグチテイ建築計画が担当。自然に囲まれた高滝湖をバックに撮影できるため、ロケーションも抜群。展示内容は日本文化から生まれた「アート・食文化・遊び」が中心となり、日本人クリエイターの活躍する舞台としても機能する。
滋賀県/MIHO MUSEUM
1997年11月に、世界的な建築家I.M.ペイ氏の設計によりオープン。「自然と建物と美術品」「西洋と東洋」の融合をテーマに、建築容積の8割を地中に埋設したユニークな設計は、周囲の自然景観保全に配慮したものとしている。ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、世界の古代美術品2000点を所蔵し、有数のコレクションを展示。年3回、季節ごとに行われる特別展では、全国各地からファンが足を運んでいる。
広島県/神勝寺
2016年にオープンした、禅と庭に特化したミュージアム。国内有数の禅の書画コレクションの中から白隠禅師の禅画・墨跡をおよそ20点展示。なかでも神勝寺の境内に建つアートパビリオンの「洸庭」は、国内外で活躍する彫刻家 名和晃平と彼が率いるクリエイティブユニットSANDWICHが制作。伝統的なこけら葺きを応用し、全体を木材で柔らかく包んだ舟型の建物。その内部空間では、波に反射する光のインスタレーションが体験できる。
徳島県/大塚国際美術館
徳島県の最北端・鳴門市に所在する、日本最大規模の美術館。ダヴィンチの『モナ・リザ』や『最後の晩餐』などの世界25カ国の名画1000余点が原寸大で展示されているが、それは精巧に再現された陶板画。このユニークさが人気となり、年間約38万人の来場者が訪れている。地下3階から地上2階(その距離約4km)のスケール感で作品が展示されており、見応えも抜群。3/21にオープンした新展示室は、ゴッホが描いた花瓶の「ヒマワリ」全7点を一堂に再現展示した世界初の画期的な試み。
福岡県/北九州市立美術館
1974年に開館した北九州市立美術館。世界的建築家・磯崎新氏が手がける本館を戸畑区におき、分館をアメリカの建築家・ジョン・ジャーディー氏手がける複合商業施設・リバーウォーク北九州内に開設。本館は2015年より休館し、改修工事を行い、2017年11月にリニューアルオープン。シンメトリーのキャンティレバーで構成し、「丘の上の双眼鏡」の愛称で地元民に親しまれている。建築ファンなら一見の価値あり。所蔵作品の中から展示されるコレクション展の他、国内外問わず多岐にわたる企画展を実施している。