熟練した職人の技が光る美食と美酒を満喫。“酒蔵の宿”で上質な時間を過ごす、大人の冬。【全国から酒蔵宿も厳選】
職人の技を感じられる“旨い!”を求め、愛車で信州へと駆る。
冬ならではの景観と美味が溢れる街、小布施を巡る。
愛車の軽快な走りとともに、道中の過ごし方や、ドライブを充実させる新たな愉しみ方まで。BMWのオーナーだからこそ体験することのできる上質なカーライフを提案する「Pleasure of BMW Life」。
寒さとともに空気が澄むこれからの時季は、美しい景色を求めて遠方へとドライブをするのに最適なシーズン。薄雪の積もる冬ならではの峰が見せる表情や、すっきりと遠くまで見渡せる抜けのいい景観は、都市生活では味わうことのできない開放感をもたらしてくれる。そしてもうひとつの愉しみが、その地ならではのさまざまな滋味。自然豊かな地で育まれた食材を用いた素朴な料理は、多忙な毎日で疲れた心と身体をやさしく癒やしてくれるだろう。
その場所でしか目にすることのできない自然の絶景や、素朴で飾らず、長く人びとに愛されつづけてきたご当地の美味。今回は、そうした長い歴史と伝統に裏付けられた“本物の上質”を求めて、長野県の北東に位置する街、信州・小布施へとナビを設定。冷え込む信州の路面状況を加味し、愛車の足まわりをオールラウンド・タイヤに履き替えたら、いざ目的地へと向かう。
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都心から約3時間のロングドライブで走りを堪能。
信州では、ほんのり雪の積もった山道を駆けぬける。
愛車の「BMW 540i」とともに、都心から関越自動車道を走ること3時間。小布施へと向かう道すがら、まずやってきたのは千曲川(信濃川)の支流・松川が流れる松川渓谷。紅葉の名所であり、付近には多くの温泉が点在する温泉街でもあるこの場所は、渓谷へと向かう国道66号線を中心とした峠道を堪能できるドライブスポットでもある。雪の積もる冬季以外は志賀高原にも抜けられることから、年間を通じて走りがいのあるルートだ(積雪時は封鎖されている場合があるため注意)。オールラウンド・タイヤの安心かつ安定した走りを堪能したところで、国道66号線を再び戻り、小布施方面へと向かう。
自然と文化、クルマとひとが共存する観光地。
栗、蕎麦、酒と、美味も満載の街・小布施。
「栗と北斎と花のまち」として親しまれる北信濃地域有数の観光地・小布施は、長野県北部千曲川東岸に位置する歴史ある街。浮世絵師・葛飾北斎や高井鴻山らのゆかりの地であり、この地の名産品でもあるリンゴやブドウ、栗といった果実をはじめ、澄んだ水で仕上げた蕎麦や日本酒など、小布施には長く愛されてきたさまざまな美味でも知られる。
古き良き日本の原風景が残る街並みの骨子となるのは、メインストリートでもある国道403号線。週末には観光客が多く往来することから、小布施は「ひととクルマの共生」を掲げ道路のバリアフリーに注力。地区内でのクルマの走行を30km/hで制限するなど、まさにひととクルマが安心して巡ることのできるまちづくりがなされている。
駐車場に愛車を停め、街を徒歩で散策。多くの見どころがあるなかで、やはり気になる小布施の美味。こと栗と小布施の関係は古く、そのルーツは室町時代の中期まで遡るという。街を象徴するこの果実を堪能させてくれるのが「小布施堂」だ。明治30年代から栗菓子をつくり続ける老舗だが、なかでもユニークなのが「栗の点心 朱雀」。栗あんの仕込みとともに、その出来栄えを確かめてもらおうとはじめた限定品で、毎年9月中旬から10月中旬までの1ヶ月間のみ提供される希少な一品。
栗の出来栄えによっては提供を取りやめる場合があるなど、素材への真摯なこだわりが伺える。上記のメニューは限定だが、隣接する専門店「えんとつ」では、この朱雀を洋風にアレンジした「モンブラン朱雀」を通年で味わうことができる。
260年以上変わらない、酒一滴のためのこだわりが凝縮。
小布施のサロン文化の原点でもある、歴史ある酒蔵。
栗菓子の小布施堂の原点であり小布施の街のシンボルでもあるのが、酒蔵「桝一市村酒造場」。江戸時代宝暦年間より営んできた造り酒屋の屋号「桝一」を継承し、創業より260年以上小布施の酒を作り続けてきた歴史ある酒蔵だ。店内には、この地の方言で量り売り直飲を指す「手盃(てっぱ)台」と呼ばれるカウンターが設けられており、オリジナルの日本酒をいただくことも。おすすめは、蔵名「ますいち/□一」になぞらえた純米酒「スクウェア・ワン」。
「原点、振り出し」の意味も込められており、この蔵の酒造りの原点、さらには小布施のサロン文化ルネッサンスへの思いも込められた銘品だ。その他、昔ながらの桶仕込みを取り入れた純米酒山廃桶仕込「白金」など、どれも一般小売りでは手に入らない希少なものばかり。土産ものとしてもよろこばれること間違いないだろう。
※飲酒運転は法律で禁止されています。飲酒は20歳になってから。
小布施堂界隈の歴史ある味わい空間を満喫。
旅の終わりは“酒蔵の宿”で癒やされる。
小布施の街と美味をひとしきり堪能したところで、今回のドライブ旅の終着点「桝一客殿」へと到着。遠方からの客人(まれびと)をもてなしてきたという、かつての桝一の“もてなし”を今に継承している宿で、趣のある土蔵の外観とは裏腹に内部にはモダンな洋風の空間が広がる。外部の喧騒を遮断する静かで落ち着いた雰囲気の客室には、すべてにガラス製の浴槽によるバスルームを併設するなど、まさに新旧の文化が混在する独特な雰囲気が魅力の宿だ。
宿で疲れを癒やし、隣接する「蔵部」でいただくのは、江戸時代から酒蔵で働く蔵人たちが酒造りに勤しむなかで食したという「寄り付き料理」。信州で育まれた川魚や肉、地元農家の新鮮野菜など、食の宝庫・信州の旨みが凝縮された伝統料理と地元の酒に舌鼓。小布施で過ごすこのゆったりとしたひとときこそ、鋭気を養うのに欠かせない大切な時間。大人ならではの贅沢な休日の過ごし方だろう。
冬道を含む、あらゆる路面で歓びを広げる。
BMW承認オールラウンド・タイヤ「ContiProContact™」。
いつでもどこでもBMWのドライビングを愉しむため、重要なパーツのひとつとなるのがタイヤ。今回は各モデルに合わせて専用開発された高性能・高品質な承認タイヤのなかから、先ごろ発売された最新鋭のオールラウンド・タイヤ「ContiProContact™」にフォーカスする。
BMWと同じドイツに生まれ、先進のジャーマン・テクノロジーを注いだこのタイヤは、比類ないウェット・グリップと一年を通じて路面を選ばないトラクションを発揮する。年に数度だけ雪が降るような地域や、雪がすぐシャーベット状になる地域、また、季節ごとのタイヤ交換が面倒な場合におすすめの特性を備えている。広大な大陸の南北で気候が大きく異なり、ロングドライブも当たり前のアメリカでBMW純正装着に選ばれるなど、価値を認められているコンチネンタル社のオールラウンド・タイヤ。あなたの好みやお住まいの地域の気候にあわせて、ぜひご注目いただきたい。
BMW承認オールラウンド・タイヤ「ContiProContact™」について詳しくはこちら
冬を満喫するドライブやレジャーに出かける前に、
ナビゲーション・システムのアップデートを。
酒蔵の宿のように、はじめての場所を訪れるドライブや冬のレジャー&スポーツを満喫するため、外出の前に準備しておくと良いのがナビゲーション・システムの地図データ・アップデート。地図データが古いままでは、慣れない土地で道に迷ったり遠回りしてしまうことがあるかもしれない。
BMW 正規ディーラーでは、好みに合わせて選べるふたつのアップデート・プログラムを用意。どちらも新たに開通・延伸された道路に対応しており、最適なルート検索が可能だ。最新の観光スポットや名称変更した施設なども網羅。快適で歓びに満ちた毎日をサポートするナビゲーション・システム。新しい地図に更新すれば、新たな発見に満ちたドライビングを堪能できるだろう。
ナビゲーション・システム
地図データ・アップデートの詳細はこちら
全国から厳選。泊まれる酒蔵、おすすめの宿。
【新潟】酒の宿 玉城屋
日本三大薬湯の源泉かけ流し温泉と、新潟ならではの食材を使った料理が魅力。宿の四代目は利き酒師とソムリエ、さらに利き酒師の上位資格「酒匠(さかしょう)」の資格所有者で、ここでしか飲めない地元限定酒を中心に100種類程度の日本酒が用意されている。また、ワインのラインアップも充実。こだわりの一杯を手に、郷愁誘う趣豊かな自然に囲まれながら、昔ながらの茅葺き屋根の民家や棚田がいまだ残る松之山温泉郷の原風景が愉しめる。
新潟県十日町市松之山湯本13
tel. 025-596-2057
http://www.tamakiya.com/
【群馬】地酒の宿 中村屋
温泉大国群馬のなかでも屈指の人気を誇る、四万温泉。その地域の商店街で酒屋も営むのが、「地酒の宿 中村屋」。宿の温泉は低温の「岩文の滝湯」と高温の「明治の湯」の二つの源泉を混合しており、浸かりながらお酒をいただくことも可能。宿で提供されるお酒は群馬県の地酒にこだわり、「永井酒造」「牧野酒造」「貴娘酒造」など、どれも地元の蔵元より取り寄せたこだわり品。なかには、その時期にしか飲むことのできない、貴重な銘柄も。
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
tel.0279-64-2601
http://www.zizakenoyado.com/
【草津】草津温泉 ホテル櫻井
草津温泉にある6つの源泉から、「万代」「西の河原」「わたの湯」の源泉を引き込む温泉宿。種類豊富な客室や料理、地区最大級の大浴場など、さまざまな魅力があるが、特筆すべきは直営の酒蔵「浅間酒造」にある。地元の技術者「浅間杜氏」による酒造りを行っており、銘柄はどれも、奥上州の乾燥した環境やわらかい水によるすっきりした味わいが特徴。酒米も地元の圃場で手がけるなど、とことん地元にこだわった銘酒はぜひ味わっておきたい。
群馬県吾妻郡草津町465-4
tel.0279-88-3211
http://www.hotel-sakurai.co.jp/
【静岡】葛城北の丸
遠江の国と呼ばれた静岡・遠州において、「現代の平城」ともいうべき非日常空間を提供するリゾートホテル。3つの湯処を有し、都心からのアクセスの良さも魅力だ。提供される料理は地元の魚貝と野菜、静岡産のブランド牛などをふんだんに使用した、匠の技が冴える季節の美味。そしてそれらを引き立てる、豊富な地酒の数かず。地元袋井「国香」、磐田「千寿」、そして、山田錦100%を用いて特別に醸造する大吟醸酒「北の丸」などが味わえる。
静岡県袋井市宇刈2505-2
tel.0538-48-6118
https://www.yamaharesort.co.jp/katsuragi-kitanomaru/
【兵庫】竹田城 城下町 ホテル EN
但馬の守護大名により室町時代に築かれ、織田信長の命によって秀吉に攻め落とされたという天空の城・竹田城。「ホテル EN」は、その城下町にあった旧木村酒造(朝来市所有)をリノベートし、2013年秋に誕生した新進気鋭のホテル。約400年の歴史ある酒造場の持つ趣きはそのままに、昔ながらの生活に触れられる宿泊棟や地元の素材にこだわるフレンチレストラン、カフェなどを併設。宿ではもちろん、地元の銘酒をいただくこともできる。
兵庫県朝来市和田山町竹田字上町西側363
tel.0120-210-289
https://www.takedacastle.jp/
【宮崎】蔵元直営の宿 酒泉の杜 綾陽亭
宮崎県綾町の照葉樹林が生みだす、清らかな水を仕込み水に酒造りを行う『雲海酒造 綾蔵』。そんな雲海酒造直営の観光施設『蔵元 綾 酒泉の杜』の宿泊施設「綾陽亭」では、すべての客室に檜風呂が完備されており、厳選した旬の味と共に地酒の盃を傾けながら、自然の中でのんびりと過ごすことが出来る。施設には和・洋・中こだわりのレストランや、試飲ができるコーナーを設けた売店のほか、国の「現代の名工」黒木国昭が主宰する工房兼ショールームなども愉しめる。
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣1800-19
tel.0985-77-2222
http://kuramoto-aya-shusennomori.jp/