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BMW

ジャーナリスト&編集者が語る プロフェッショナルたちの「BMW Life」 第1回・ライフスタイル・ジャーナリスト 小川フミオ

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世界有数の自動車大国である日本では、毎年数限りない新型車たちがリリースされます。
それら新型車にいち早く試乗し、魅力や特徴をユーザーやファンに紹介する役割を担っているのが自動車ジャーナリストや自動車専門メディアの編集者の皆さんです。連載形式で展開するこのコーナーでは、そうした方々の中でBMWを愛用している、もしくは愛用していた経験のある方々から、BMWと暮らすことの楽しさや、より深くBMWの魅力を味わうためにBMW Serviceをどう活用すればよいか、といったノウハウを伝授していただきます。

第1回・ライフスタイル・ジャーナリスト 小川フミオのBMW Life

ぼくはいま2016年型の320dツーリングに乗っている。さきに書いてしまうとディーラーのかたを褒めることが出来ない。なぜならトラブルが皆無だから。

人生におけるクルマ生活を振り返ってみると、たしかに故障しがちなクルマに乗っていたときは、ディーラ−(というか整備)のひとたちとよく会っていた。

どのサービスのひとも顔がすぐ思い浮かぶほどだ。歯医者のように頼りにしていたからだろう。笑顔がいいひとが多くて、それもぼくたちを安心させる重要な能力なのかもしれない。

ぼくはこれまでに、E46の前期型(マニュアルだった)と後期型に乗っていて、3シリーズは今回で3代目。間にラテン系のクルマを買って、またBMWに戻るという繰り返しだ。

BMWはドイツ内アルファロメオというのが、ぼくが昔から思っていること。なぜかというと、走らせる楽しみを重視してクルマを作っていると思うからだ。とりわけカーブを走るときの楽しさは格別である。

でもふらふらっと、フランス車とかを買ってしまうのは、いろいろ体験しないともったいないというような、クルマ好きの性(さが)だろうか。

そこからまたBMWに戻って、ステアリングの正確性などを体験して“やっぱりいいなあ”とひとりごちる。自分の感覚どおりにクルマが動く感覚は格別なのだ。

ぼくにクルマを売ってくれた目黒区のディーラーの担当者のかたも、ぼくがどこに魅力を感じているか、すぐわかったようだ。

最初ぼくは1シリーズの3気筒でも(十分に運転する楽しさがあるから)いいなあと思いながら、いきなりアポなしで訪問した。そこで話しているうちに、3シリーズになってしまった。

もちろんほとんどすべてのBMW車は仕事で運転したことがあるので、だまされるような気持ちはなかった。でもいまの320dに“戻って”みて、サイズ感といい、ぼくの好みにぴったりだとわかった。

あとはアフターセールスとのおつきあいだが、本当は半年に1回ぐらいクルマを点検してもらうにこしたことはない。機械とは総じてメインテナンスが必要だからだ。

それを忘れさせてくれるところが、いまの320dのすごいところである。でもぼくの経験からいうと、整備や修理の担当のひとと接してこそクルマづくりの哲学がわかる。そうするとブランドがもっと好きになる。そういうものである。

早く壊れてほしい……じゃなかった、壊れてほしくないが、なにはともあれBMWをもっと好きになるために、今度サービスを訪問させてもらおうと思う。

小川フミオの320d

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Profile:

小川フミオ
Ogawa Fumio

ライフスタイル・ジャーナリスト。活動の範囲はクルマをはじめとするプロダクトデザインやグルマなどの生活関連と多岐にわたる。自動車誌やグルメ誌の編集長を経てフリーランスで活躍中。