“悪路”で駆けぬける歓びを求めて。林道ドライブの果てに出会った秘境の絶景を前に涼を取る、特別な休日。
優雅なドライブとはひと味ちがった愉しみを求めて。あえてコンディションの悪いドライブルートで、Xシリーズのタフで機敏な走りを堪能する。
愛車の軽快な走りとともに、道中の過ごし方や、ドライブを充実させる新たな愉しみ方まで。BMWのオーナーだからこそ体験することのできる、上質なカーライフを提案する「Pleasure of BMW Life」。
まだまだ続く連日の暑さ。外出のモチベーションも下がりがちだが、こんなときこそ愛車で軽快に風を切り、都心を離れて緑の多い避暑地へと繰り出すのもまた一考。海沿いをあてもなく愛車を走らせるビーチドライブや景観の良いスポットを巡るドライブもいいが、ときには“酷道”や“険道”と呼ばれるルートに挑戦してみてはいかがだろう。
文字通り、あえて路面状況の悪いコースをSACやSUVで挑むドライブは、愛車の持つ本来の性能や魅力を引き出してくれるとともに、外出先での意外な発見や出会いも期待できる。そこで今回は、ダイナミックなルックスと走りが魅力の「BMW X4 M40i」とともに、複数の山域に林道が交錯する山梨県北部を目指す。
ハードな路面状況が続く“酷道”や“険道”も何のその。
「BMW xDrive」の真価を体感する、非日常的ドライブ。
高速道路をひた走ること、都心から約2時間。やってきたのは山梨県韮崎市。八ヶ岳や甲斐駒ケ岳、北岳などの山域の麓に位置するこのエリアには複数の林道が巡り、桜や紅葉の季節以外もクルマで訪れるドライバーたちを愉しませてくれる。
今回は山梨県道7号甲府昇仙峡線、別名「昇仙峡グリーンライン」を北上するコースをルートに設定し、道中で「前山大明神林道」、および観音峠へと抜ける「大明神林道」へと挑む。林道に到着すると程なく、クルマの侵入を拒むかのように車道ギリギリまで草の生い茂った緑の道が続く。愛車の汚れを気遣いつつも、非日常的な道がたらす冒険のような感覚には、ワクワクを禁じ得ない。
舗装されていない林道や傾斜のある急カーブの上り坂では「BMW xDrive」がものを言う。砂利道から雪道まで、あらゆる環境下において高度な走行性能をサポートする独自のインテリジェント4輪駆動システム。走行に不安を覚えるような悪路でも、しっかりと安定した走りをみせてくれる愛車の“デキる一面”に気づけるのもまた、こうしたドライブならではの愉しみだろう。
運転の合間に、湖畔沿いに佇む開放的な茶屋でひと息。
ご当地ならではの食材を使った滋味に、舌鼓を打つ。
林道から「昇仙峡グリーンライン」へと戻り、「山梨県道112号川窪猪狩線」へ。能泉湖(荒川ダム)へと差し掛かったところで、趣のある茶屋にて小休止。湖畔沿いにある民芸茶屋「大黒屋」にて、この地の名物をいただく。するりとした食感が愉しい「おざら」は、茹でたてをさっと冷やしたコシのある麺に、サッパリとした醤油つゆがよく合う。胡麻つゆも絶品だ。
名物「ほうとう」も地元産の大豆を使い、4年間熟成させた味噌の深みのある味わいが魅力。食べがいのある手打ち麺と、かぼちゃが溶けるほどよく煮込まれた具だくさんの一杯。暑い日でも食べたくなる、クセになる味わいだ。
腹ごしらえをしたところで、湖畔ドライブを堪能しつつ、ふたたび「昇仙峡グリーンライン」へ。川のせせらぎを尻目に、今回のドライブのゴールである「昇仙峡」を目指す。
豊かな自然と渓流による四季折々の景観を望む。
奇岩・奇石が創り上げる「日本一の渓谷美」。
過酷な悪路を駆けぬけた果てにたどり着いたのは、国の特別名勝にも選ばれ「日本一の渓谷美」として名高い「昇仙峡」。甲府市の北部に位置する渓谷で、全国観光地百選渓谷の部第1位、平成百景第2位を受賞した名勝「覚円峰(かくえんぽう)」や、花崗岩の岩肌を削りながら落下する落差30mの滝「仙娥滝(せんがたき)」を目にすることができる。
夏季には川遊びもできる渓流沿いは遊歩道になっており、長い年月をかけて自然が築き上げた奇岩・奇石が点在。駐車場から徒歩5分という好立地もさることながら、近隣には「昇仙峡ロープウェイ」もあり、車を降りてその足で弥三郎岳山頂からの眺望を堪能することも。
春の桜に秋は紅葉、冬は雪化粧と、ドライバーたちを四季折々の美しい表情で迎えてくれる「昇仙峡」。さらに北上すれば、八ヶ岳から秩父山系にまたがる全長約68kmの林道「クリスタルライン」へと流れることも可能。日常では目にすることのできない絶景と駆けぬける歓びを堪能できる、贅沢なドライブコースであった。
ロングドライブを快適にサポートする、
純正アクセサリ&ウェア。
「ルーフ・ボックス」
愛車の収納力を大きく拡充する純正の「ルーフ・ボックス」。本体の左右どちら側からも開閉が可能で、荷物の積み下ろしもスムーズ。旅行バッグやキャンプの道具などを持ち運ぶのにも好相性だ。盗難防止のトリプル・センター・ロッキングを採用しており、安心してドライブ旅行を愉しむことができる。容量は320L、350L、460Lの3サイズをラインアップ。
「シート・バック・ストレージ・ポケット」&「バッグ・コレクション」
フロント・シートのヘッドレストにワンタッチで装着するだけで、大小さまざまな収納として機能する「シート・バック・ストレージ・ポケット」。本体は折り畳むことも可能で、ストラップを使えばバッグのように持ち運ぶことも。また、旅行や長距離ドライブのお供には「バッグ・コレクション」がオススメ。ロールトップのバックパックやクーラーボックスタイプなど、豊富なデザインが魅力。
「BMWライフスタイル・コレクション」
ドライブの気分を高める「BMWライフスタイル・コレクション」もご用意。今シーズンの注目は、肌触りの良いスウェット素材をメインに、立体的なカッティングを取り入れたジップフードジャケットとベスト。伸縮性のある素材はドライバーの動きを妨げることなく、快適なドライブに一役。愛車とのコーディネートを愉しんでみては。