facebook instagram twitter
BMW

【BSLキャラバンレポートin広島】BMW純正パーツの性能が体感できるキャラバン実施 「あの巨大キドニーグリルが生で見られる」

TwitterFacebook
自動車専門サイト“GENROQウェブ”とのタイアップ企画で「BMW/MINIアフターセールス学びプロジェクト」のプロジェクト・リーダー・新木みおさんが広島で開催された「BMW SERVICE ラウンジ」のレポートをしています。PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)

BMW SERVICE LOUNGE CARAVAN in HIROSHIMA

6月11日(日)、JR広島駅の至近に位置する広島コンベンションホールには、午前10時の開場前からBMWファンやクルマ好きが集まっていた。広島のBMWファン達がこのイベントに抱く、期待の高さがうかがえる。会場を案内してくれるのは、「BMW/MINIアフターセールス学びプロジェクト」のプロジェクト・リーダーを務める新木みおさん。BMW M Team Studieのレースクイーンでもある新木さんは、BMWのモータースポーツ活動への理解も深く、後述するトークショーでも切れ味の鋭い発言を連発していた。

新木さんがまず案内してくれたのは、巨大なキドニーグリル。「さすがにBMWのアイコンはインパクトが大きいですね。さきほどから、多くの来場者がここで写真撮影をされています」。

続いて新木さんは、展示車両を紹介してくれた。「このオレンジの車両はM3 セダン コンペティション M xDriveで、隣に展示される“ジオラマ”を見ると、このクルマに装着した純正パーツがひと目でわかるように工夫しています」

ほかにも、レーシィなM2 CS レーシングが、強い存在感を放っている。気になったのはM240i xDriveで、白いボディにさまざまな数字や言葉が書き込まれているのだ。「たとえばトランク部分に“3倍”という数字がありますが、これは最新のBMW純正バッテリーだと、従来の約3倍の充放電に対応することを意味しています。このように、BMWの純正パーツがいかに優れているかをわかっていただくのが、このクルマの狙いです」。

純正パーツの重要性をテーマに

  •  
  •  

会場内を案内してくれた新木さんは、続いてステージに登壇し、モータージャーナリストの萩原秀樹さん、BMWジャパンの巻波浩之シニアマネージャーとともに、トークショーを行った。トークショーは3本立て。「BMW正規ディーラーの12の優位性」「なぜ純正部品なのか?」そして「Mパフォーマンスパーツの高質な世界」というテーマだった。

まず「BMW正規ディーラーの12の優位性」について。巻波氏によれば正規ディーラーでは愛車の情報をドイツ本国に送って共有、そこから導き出された正しい方法でメンテナンスを施すという。また、近年は自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールのためのセンサーが備わるが、板金修理などの際にきちんとセッティングしないと、運転支援装置が正しく作動しなくなるという。機能が高度になるほど、正規ディーラーでのメンテが不可欠になるのだ。

BMWへの理解を深めるために正規ディーラーを訪問した新木さんが、「点検やメンテの際に、美容院や病院のようにオンラインで予約できるんです」とフレッシュな感動を伝えると、「なぜ純正部品なのか?」というテーマでは、萩原氏が「最近のBMWエンジンはターボを装着しています。エンジンオイルは潤滑の役目だけでなく、ターボまわりの冷却も行います。したがって、専用に開発した純正オイルが重要なのです」と続けた。

この発言を受けて、巻波氏は「BMWの純正オイルは、シェルとの共同開発で、添加剤のブレンドなどを含めてBMWエンジンに特化したものとなっています」と述べた。なるほど、オイルひとつをとっても、純正パーツはBMW車のパフォーマンスを100%発揮できるように開発されているのだ。

Mパフォーマンスパーツの高品質な世界​

千葉・印西市にあるBMWのパーツセンターを訪ねたという新木さんによれば、広大な敷地に整然とパーツがストックされ、粛々と出荷されていたとのこと。さらに「6万種類のアイテム、460万個のパーツを在庫していて、ディーラーからオーダーが入ると94%のパーツをその日のうちに出荷するそうです。このお話をうかがって、そのシステマチックさに驚きました」と学びを披露すると、最後のテーマ「Mパフォーマンスパーツの高品質な世界」では、萩原氏がミュンヘンのエアロダイナミクステストセンターを訪ねた時の経験を語った。

「サッカー場がひとつ入るぐらいの風洞実験室で、エアロパーツの開発を行っていました。ここで開発するエアロパーツは、飾りではなく機能を磨き抜いたもので、BMWのモータースポーツ活動から得た知見が盛り込まれています。極限のバトルでの経験や技術を反映していることが、Mパフォーマンスパーツの特長です。もうひとつ耐候性や洗車機に入れることなど、細かい点まで気を使って開発していることにも感銘を受けました」

BMWキーリーダー体験

好評だった「キーリーダー体験」では、愛車のキーに記録されている車両情報を読み取ることで、走行距離やオイル交換などのメンテナンス情報がわかるという。

こうしてトークショーを終えた新木さんが、再び会場を案内してくれる。会場の一角で行われていた、「キーリーダー体験」を新木さんが解説してくれた。

「キーリーダーで愛車のキーに記録されている車両情報を読み取ることができます。たとえば走行距離やオイル交換などのメンテナンス情報がわかります。この情報をもとに、アドバイザーがオーナーの方にアドバイスをするのが、このキーリーダー体験です」。 ​

最後に新木さんから、「今後、全国でこのBMW Service Lounge キャラバンを開催して、多くの方々に「なぜBMWサービスなのか?」を知っていただきたいですね」。

本編は、GENROQ WEBで
https://motor-fan.jp/genroq/article/78177/​

学びプロジェクトとは